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朝日新聞社のメディア配信システムをグーグルクラウドで開発

 サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証マザーズ:3744、以下、サイオス)は、株式会社朝日新聞社(以下、朝日新聞社)と株式会社リコー(以下、リコー)が共同で1月14日より提供開始するサービス「News Plaza」の記事情報配信システムを、グーグルのクラウドサービスである「Google App Engine (TM)」(*1)で開発しました。

 News Plazaは、企業向けに各メディアの記事情報を提供するサービスで、今回サイオスが開発したNews Plazaの記事情報配信システムは、企業向けに朝日新聞社が提供する各メディアの記事情報(記事見出し、記事概要など)をパソコン上のアプリケーションに配信し、閲覧可能にします。閲覧した記事は、リコーのMFP(コピーやプリンターなどの機能を持つ複合機)経由で印刷することができ、社内外での情報共有や業務におけるツールとしての活用が可能になります。

 朝日新聞社では、今回の新サービスを、システムの投資コストを抑える一方、高いクオリティで広くユーザーへ提供したいと考え、Google App Engineの採用を検討していました。
  そこでGoogle App Engineでの開発実績があるサイオスが開発パートナーとして選ばれ、高い技術力を駆使してGoogle App Engine上で稼動するシステムを短期間で開発しました。

 今回Google App Engineの採用により得られたメリットは以下の通りです。


・ クラウドサービスの利用により、ハードウェア等、ITの物理環境への投資コストを削減
・ クラウドのシステム開発基盤(プラットホーム)利用により、開発期間を大幅に短縮
・ オートスケーリング(自動拡張)により、ユーザー数増加への柔軟な対応を実現
・ クラウドサービスの利用によるITの物理環境削減で、運用負荷を軽減、また管理コストも削減出来る見込み

 

 サイオスは、今後も、朝日新聞社がより信頼性の高いサービスをユーザーに提供できるよう、高い技術力とノウハウでクラウドコンピューティングの活用をサポートします。またクラウドコンピューティングを利用した新しいアプリケーションの開発や提供にも積極的に取り組んで参ります。
*1: Google App Engine
Googleが提供するWeb アプリケーションプラットフォームで、Googleアプリケーションを実行しているのと同じ拡張性の高いシステムでウェブアプリケーションを構築できます。

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2011/1/13 18:06