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日本IBM、ふくおかフィナンシャルグループおよび広島銀行との戦略的アウトソーシング契約を更改

日本IBM(社長:橋本孝之、NYSE:IBM)は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(本店所在地:福岡県福岡市、社長:谷正明、以下 FFG、グループ行:福岡銀行、熊本ファミリー銀行、親和銀行)および株式会社広島銀行(本店所在地:広島県広島市、頭取:角廣勲、以下広島銀行)との共同システム(注)向け戦略的アウトソーシング契約を更改します。

日本IBMは、福岡銀行と広島銀行が、競争力がありコストパフォーマンスの高い情報システムインフラ構築を目指して、1999年から基幹システムの共同化を進めている一環として、2002年1月から2012年12月までの11年契約で、情報システムの運用・保守業務全般および業務アプリケーションの開発・保守を受託しています。

今回、日本IBMは、FFGおよび広島銀行との強固なパートナーシップを実現するための契約内容の見直しを行い、戦略的アウトソーシング契約を更改します。新契約は、2011年1月から2018年3月までの7年3か月間です。

FFGは、質・量ともにトップクラスの地域金融グループを目指し、2010年4月から3か年の中期経営計画「ABCプラン -Always Best for the Customer-」を策定し推進しています。同計画の基本方針の1つが「生産性の劇的な向上であり」、その重点取組に「ITパフォーマンス向上」を掲げています。

広島銀行においても、地元のお客さまからの「真の信頼の確保」と「安定した収益力の発揮による磐石な財務体質の構築」を目指し、2009年4月から3か年の中期計画<STEPS>を策定し推進しています。同計画の重点施策の1つに「事務・IT戦略」を位置づけ、システム安定稼働の堅持、中長期的な経営戦略に基づく最適なITの構築および活用を掲げています。

重要な経営資源である情報システムにおいて、新契約では、業務毎の重要度や品質要件に応じ、クラウド・コンピューティングを含め適切なIT技術の活用により、情報システムインフラの最適配置を実現しITコスト全体の削減を目指します。

また、更なる情報システムの安定稼働に向けた取り組みの一環として、ネットワーク監視・分析機能の強化およびディスク装置の冗長化機能の強化を図ります。

加えて、業務アプリケーションの開発・保守サービスにおいては、開発業務向けのサービス量は維持したまま、管理や保守業務を効率化し、全体として費用を削減しました。また、高品質で効率のよい業務アプリケーションの開発・保守を目的に、新しい開発手法の採用やIBMのグローバル開発拠点の活用にも取り組んでいく予定です。

日本IBMは新契約を通して、FFGおよび広島銀行との強力なパートナーシップのもと、より質の高い情報システムの実現と更なる効率化を推進していきます。

以上

(注)
1999年8月:福岡銀行と広島銀行、基幹システム共同化に基本合意。
2002年1月:福岡銀行で共同システム稼働。
      共同システムの運用・保守を日本IBMへアウトソーシング。
2003年1月:広島銀行で共同システム稼働。
      共同システムの運用・保守に加え、
      業務アプリケーションの開発・保守を日本IBMへアウトソーシング。
2009年1月:熊本ファミリー銀行で共同システム稼働。
2010年1月:親和銀行で共同システム稼働。

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2011/1/13 18:30