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NTTソフト、データ受け渡し製品「Crossway/データブリッジ」を大容量化、廉価版も発売

 NTTソフトウェア株式会社(NTTソフト)は26日、重要情報を端末間で安全に受け渡す用途の製品「Crossway/データブリッジ」について、従来製品を大容量化するとともに、廉価版を追加し、2016年6月に発売すると発表した。

Crossway/データブリッジ
Crossway/データブリッジmini

 Crossway/データブリッジは、USBメモリなどで行われるデータの受け渡しを厳格化した製品。専用ハードウェアの「データブリッジ」に、データの受け渡しを行う2台のPCをUSBケーブルで接続し、PC間でデータの受け渡しを行う。両方の端末に接続している間だけデータを受け渡すことができ、接続を外すと本体のデータが消去される仕組みで、安全かつ手軽にデータの受け渡しが実現できるとしている。

 従来製品については、データ受け渡し容量を6.85GBに拡大。データセンターや医療機関などで、容量の大きい画像データの受け渡しなどに利用できるとしている。希望小売価格は19万8000円(税別)。本体サイズは155×105×30mm。

 新ラインナップとして追加する「Crossway/データブリッジmini」は、データ受け渡し容量がCDと同程度の640MBで、自治体や金融機関向けに、個人情報など容量が大きくないデータの受け渡しに適した製品としている。価格は12万8000円(税別)。本体サイズは95×110×20mm。

三柳 英樹