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エレコム、IEEE 802.11n対応のエントリー向けアクセスポイント「WAB-S300」

 エレコム株式会社は19日、IEEE 802.11a/b/g/n対応の法人向け無線LANアクセスポイント「WAB-S300」を発表した。価格は1万4800円(税別)で、5月上旬より発売する。

 WAB-S300は、PoE受電に対応したエントリークラスの法人向けアクセスポイント。5GHzと2.4GHz、それぞれ最大300Mbpsの通信を切り替えて利用でき、最大25台の端末を接続できる。

 セキュリティ面では、AESをはじめとした暗号化機能に加え、アクセスを許可されたユーザーだけがネットワークに接続できるIEEE 802.1x/EAP認証に対応。RADIUSサーバーとの組み合わせでセキュアなネットワークを構築できる。また、SSIDを5個まで設定可能なマルチSSID機能により、部署ごとにグループを分けてネットワークを構築できるとのこと。

 加えて、来訪者へインターネット環境を提供するゲストWi-Fi機能や、このほか、Wi-Fi機能のON/OFFを時刻で指定できる「節電スケジュール機能」を搭載。オプションの管理ツール「WAB-MAT」を利用した集中管理にも対応する。

石井 一志