ニュース

デジタルアーツ、ファイル暗号化ソリューション「FinalCode」の自治体限定版を販売開始

 デジタルアーツ株式会社は4日、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」の自治体限定版の販売・出荷を開始した。

 「FinalCode 自治体限定版」は、都道府県庁、市役所、町村役場をはじめとする公共団体の要件に合わせ、特に団体内のファイルを守ることに特化した製品として、「FinalCode」の機能をシンプルにして提供。共有ファイルサーバー内のフォルダーに対して、管理者が自動暗号化の設定をしておくことで、職員がフォルダーに格納したファイルが自動的に「FinalCode」で暗号化され、ファイルに対する操作ログを収集することができる。ファイルが組織外に流出した場合でも、職員以外には閲覧権限が与えられていないため閲覧できず、情報漏えいを防ぐことができる。

 個人番号利用事務系、LGWAN接続系、インターネット接続系のいずれのネットワークでも利用できるよう、バーチャルアプライアンスでサーバーを提供。クライアントは、Active Directoryなどを利用することでリモートインストールできる。暗号化ファイルの閲覧権限をActive Directory/LDAPに設定した組織単位、セキュリティグループやドメインで指定しておくことで、人事異動にも柔軟に対応できる。

 ライセンス数10~100の場合の1ライセンスあたりの標準価格(税別)は9000円、年間保守価格は1800円。

三柳 英樹