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システムサポート、AWS運用・監視代行サービスを24時間365日対応に

 株式会社システムサポート(以下、STS)は9日、自社のクラウドソリューション「クラウド工房」において、Amazon Web Services(AWS)の仮想サーバーの運用・監視を代行するサービスを強化すると発表した。

 STSでは「クラウド工房」において、AWSのクラウド環境向けに運用保守サービスを提供しているが、今回、ジグソー株式会社(以下、JIG-SAW)との提携により対応時間を24時間365日に拡大。基本的なサービスをセットにした「Standardメニュー」と、よりフレキシブルで細やかなサポートが充実した「Proメニュー」の2種類を提供する。

 このうち「Standardメニュー」では、障害自動検知、障害一次対応、監視モニタ、監視・障害レポートを提供し、オプションで運用・保守対応を追加可能。「Proメニュー」では、「Standardメニュー」に障害二次対応とヘルプデスクを加えた6つの機能を提供し、同様にオプションで運用・保守対応を追加できる。

 これらのメニューでは、JIG-SAWが提供する有人の監視センターおよび自動監視システムのpuzzleにより、仮想サーバーの障害を検知し、障害発生時にはユーザーへの連絡や障害一次対応を実施する仕組み。ユーザーは監視モニタにより、各監視項目の状態をWebモニタからリアルタイムにグラフで確認できるほか、月次レポートも提供される。

 料金体系は、月額基本料金2万3000円に利用台数に応じた料金を加算していく構成で、利用台数が1~5台の場合、「Standardメニュー(24時間365日)」では1台あたり月額1万1000円、「Proメニュー」では1台あたり月額1万9000円が加算される。「Standardメニュー(平日、9時~17時対応)」では1台あたり月額7000円。

 また初期費用として、puzzleの設定費用が必要となる。こちらは、1~5台で5万5000円、6台目以降は1台あたり1万5000円。

石井 一志