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SCSK、グループ経営管理クラウド「Hyperion Financial Management on USiZE」を提供開始

 SCSK株式会社は1日、オラクルのグループ経営管理ソリューション「Oracle Hyperion Financial Management」を、SCSKのクラウドサービス「USiZE」を活用して提供するサービス「Oracle Hyperion Financial Management on USiZE」の提供を開始した。

 「Oracle Hyperion Financial Management on USiZE」は、オンプレミス型「Oracle Hyperion」製品群の中で、データ収集・連結処理・レポートをオールインワンで提供するグループ経営管理ソリューション「Oracle Hyperion Financial Management」に、保守・運用業務のAMO(アプリケーション・マネジメント・アウトソーシング)サービスを組み合わせて、SCSKのクラウドプラットフォーム上で提供するサービス。

 製品導入後に必要不可欠なアプリケーション保守・運用業務もAMOサービスにてワンストップで提供することで、顧客のシステム保守・運用負荷の軽減を実現。日本データセンター協会が策定するファシリティスタンダードの最高レベル「ティア4」認証を実現する設計を持ち、FISC(金融情報システムセンター)やJEITA(電子情報技術産業協会)が定める安全対策基準の適合証明を取得しているSCSKのデータセンター上のインフラクラウドサービス「USiZEシェアードモデル」を利用することで、高い可用性、機密性、サービス継続性を保障し、業務拡大時のリソースの増強を迅速・柔軟に行う。また、必要に応じて、DRサイト環境の提供も可能となっている。

 料金(税別)は、1ユーザーあたり月額1万9800円から(最小25ユーザー、契約期間は5年から)。ユーザー数に応じた月額課金での提供により、高度な機能を備えた「Oracle Hyperion Financial Management」を短期間かつ初期コストを抑えた導入が可能となる。

 SCSKでは、販売開始から3年間で30社への提供を目指す。

三柳 英樹