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NTT Com、レンタルサーバー「Bizメール&ウェブ」で自動翻訳など3つのオプションを提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は6日、中堅・中小法人向けレンタルサーバーサービス「Bizメール&ウェブ ビジネス」「Bizメール&ウェブ プレミアム」において、「自動翻訳」「Web改ざん検知」「メール配信」の3つのオプションサービスを提供開始すると発表した。

 「Bizメール&ウェブ」は、メールサーバー、Webサーバーの構築・運用をアウトソースできるレンタルサーバーサービス。

 新オプションのうち「自動翻訳」は、Webサイトを一括で複数の言語に翻訳する機能で、日本語のWebページに基づき、英語・中国語・韓国語に翻訳したWebページを自動生成してくれる。日本語のWebページを更新すると翻訳も自動で更新されるため、Webサイトの運営者は、翻訳の手間とコストを大幅に削減できるとした。なお翻訳エンジンには、自治体などの公的機関でも利用実績のある高精度なものを利用しており、業界特有の用語や固有名詞などを個別に辞書登録すれば、翻訳精度の向上も可能とのこと。

 価格(以下、すべて税別)は、翻訳対象ページの上限が50ページまでの場合で、英語のみが月額3000円、英語・中国語・韓国語が月額8000円。また翻訳対象ページの上限なしで、英語・中国語・韓国語を対象とするプランは月額1万6000円。別途、「Bizメール&ウェブ ビジネス」は2000円、「Bizメール&ウェブ プレミアム」は4000円/ドメインの初期費用がかかる。

 2つ目の「Web改ざん検知」では、Webサイトを監視し、改ざんを検知した場合には迅速に管理者へメール通知することができる。価格は、10ページまでが月額500円、10ページ以上が月額3000円。別途、「Bizメール&ウェブ ビジネス」は2000円、「Bizメール&ウェブ プレミアム」は4000円/ドメインの初期費用がかかる。

 3つ目の「メール配信」は、会員顧客向けのメールマガジンなど、大量にメールを送信する企業向けのオプション。既存のメールアドレスリストをCSV形式で取り込めるので、簡単に利用を開始できるという。また、1時間に最大100万通を送信できるので、高速配信を実現するとのこと。

 価格は、1000アドレス登録ごとに月額1000円。別途、「Bizメール&ウェブ ビジネス」は2000円、「Bizメール&ウェブ プレミアム」は4000円の初期費用がかかる。

石井 一志