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NECの「UNIVERGE Aspire UX」が機能強化、WebRTCによるビデオ通話を新規サポート

 日本電気株式会社(NEC)およびNECプラットフォームズ株式会社は、中小企業向けコミュニケーションゲートウェイ「UNIVERGE Aspire UX」の機能を強化し、24日より販売を開始した。価格は60万3600円(税別)から。8月5日出荷開始予定。

ビデオ通話の利用イメージ

 UNIVERGE Aspire UXは2013年7月に販売を開始。テレフォニー機能を主体に、ユニファイドコミュニケーションを実現するための各種機能を備える。

 今回の機能強化により、WebRTCによるビデオ通話に新たに対応した。ビデオ会議専用端末を使うことなく、ブラウザー(Google Chrome)上で最大4人までの同時ビデオ通話が可能となる。専用サーバーも不要なため、低コストで利用できるとしている。

 UNIVERGE Aspire UX対応のアプリケーション「UC100」の機能も強化した。UNIVERGE Aspire UXの主装置に登録されている電話帳との連携により、UC100から簡単に電話帳を検索したり、ワンクリックで発信できるようになった。

 このほか、高速通信対応のルーターユニットを追加することにより、ギガビット対応のIP回線サービスが利用可能になった。

森田 秀一