ニュース

NTT Comの企業向けクラウド型「Bizメール」、タイとインドネシアで販売開始

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は24日、クラウドメールサービス「Bizメール」を、同日よりタイとインドネシアで販売すると発表した。

 「Bizメール」は、NTT Comのクラウド基盤上に構築された、企業向けのWebメールサービス。一般的なメールクライアントソフトと比べても違和感のないユーザーインターフェイスを採用しており、Webブラウザから直感的に利用できるという。

 また、「eスケジューラサービス」(スケジュール管理)、「グループワークサービス」(企業向けSNS)など、企業におけるコミュニケーションを活性化する強力なオプションも備えており、包括的な企業内コミュニケーションを支援できるとのこと。

 NTT Comでは、同サービスを日本国内向けに提供する一方、経済成長が続くアジア太平洋(APAC)地域の企業に対し、低遅延かつ安定したサービスを提供するため、2014年7月にシンガポールにプラットフォームを構築。シンガポール、マレーシア、ベトナムにおいてサービスの販売を開始していた。

 今回、APACにおいて最も多くの日系企業が進出しているタイ、また進出の伸び率が最も高いインドネシアでもサービスの販売を開始する。これによって、現地に進出する企業などに対し、安価で高品質なサービスの導入を実現するとのこと。

 なお、基本メニューではメールBOXとウイルスチェック、迷惑メールフィルタリング、メールサービスコントロールパネルを提供。メールBOX容量100MBの「Mail 100M」から、同3GBの「Mail 3G」、同10GBの「Mail 10G」といったプランを用意する。

石井 一志