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テクマトリックス、機能安全開発でGoogleTestを活用するユニットテストツール「C/C++test CT」を販売
2026年4月1日 12:11
テクマトリックス株式会社は3月30日、米Parasoftが開発したC言語/C++言語対応テストツール「C/C++test CT 2025.2」の販売を開始した。
C/C++test CTは、自動車、産業機器、医療機器などのセーフティクリティカルなソフトウェア開発において、GoogleTest(C++言語用のオープンソースのユニットテストフレームワーク)の活用を支援する。ユニットテストにおける「コードカバレッジ計測」「トレーサビリティ確保」などの機能により、効率的な機能安全規格への対応を可能にする。
C/C++test CTはGoogleTestをパッケージとして含み、全体のソリューションとして第三者認証機関であるTÜV SÜDからツール認証を取得している。ParasoftがGoogleTestのAPIを一つひとつ検証し、機能安全開発に使用可能な(妥当性が証明されている)APIリストを提供する。APIリストは購入ユーザーに提供されるFunctional Safety Distribution Packageに含まれ、GoogleTestの認証およびAPIの妥当性を証明するエビデンスとなる。これにより、開発者が安心してテストを設計・実装できるよう支援し、安全要求順守を後押しする。
C/C++test CTはGoogleTest、Boost.Test、CppUnit、CppUTestなどのオープンソースのユニットテストフレームワークのテスト実行におけるカバレッジを計測できる。これらのユニットテストフレームワークにはカバレッジ計測機能は含まれておらず、gcovなどのオープンソースのカバレッジ計測ツールを使うことが一般的だが、MC/DCなどの機能安全規格で要求されるすべてのカバレッジを計測できない。C/C++test CTは代表的なコードカバレッジであるC0(命令網羅率)、C1(分岐網羅率)、C2(条件網羅率)、MC/DC、関数カバレッジなどを含む8種類のコードカバレッジを計測する。また、C/C++test CTが出力するレポートでは、カバレッジをハイライトして可視化し、カバレッジごとに詳細なカバレッジ計測結果を確認できる。
GoogleTest単独ではテスト結果を管理することや、要件とテストを関連付けて管理することはできないが、C/C++test CTを用いると、GoogleTestのテストケースのテスト結果とカバレッジ結果を、付属ツールのParasoft DTP上で管理・集計できる。日々の開発におけるテストやカバレッジの推移が確認できるとともに、Parasoft DTPを経由してALMツールのテスト要件とGoogleTestのテストケースを関連付けることで要件のテスト実施状況のモニタリングが可能となり、機能安全規格で求められる要件とテストケースの双方向トレーサビリティをC/C++test CTとParasoft DTP、ALMツールで実現できる。これにより、開発成果物を相互にリンクすることでトレーサビリティ管理を可視化し、変更管理の効率化、品質向上、問題の早期解決を支援する。
また、C/C++test CTはMCPサーバーを標準搭載している。C/C++test CTのカバレッジデータやユーザーガイドといった構造化データをMCPサーバーがAIエージェントに提供することで、AIエージェントだけでは持ち得ない情報を得て、これらの情報を加味した回答生成や提案ができるようになる。
テクマトリックスは、Parasoft製品の国内総販売代理店として、C/C++test CTをソフトウェア開発に携わるすべての顧客の課題を解決する最適なツールと位置づけ、販売、マーケティング、ユーザーサポートなどの活動を強化していく。
