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ウイングアーク1st、BIダッシュボードやテンプレートをセットにした第三者データ提供サービス
(2015/5/13 09:00)
ウイングアーク1st株式会社は、第三者データ提供サービス「3rd Party Data Gallery」の新サービスとして、「3rd Party Data Gallery ソリューションパック」(以下、3PDG ソリューションパック)を、6月1日より提供開始すると発表した。クラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」に、第三者データと分析テンプレートを組み合わせたもの。税別価格は、初期費用(初期設定費用、分析テンプレート費用)が20万円、月額利用料が4万円/10ユーザーIDから。
3rd Party Data Galleryは、セールス&マーケティング領域等で求められる人口統計データや事業者データ、気象履歴データ、その他各種調査統計データなどの「第三者データ」を提供し、企業の情報活用を支援するサービス。MotionBoard Cloud上で第三者データを月額利用できる「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」をすでに提供している。
今回提供する「3PDG ソリューションパック」は、第三者データとMotionBoard Cloud、分析テンプレートをパッケージにした三位一体のサービスモデルで、導入したその日から、自社データと第三者データの統合分析を行えるという。
核となる分析テンプレートには、ウイングアークの分析・可視化ノウハウを凝縮しており、ユーザーは、分析するためのダッシュボードを一から作らずに、あらかじめ利用目的に応じ提供されるダッシュボードを選択するだけで、すぐにデータの分析業務を行えるとのこと。
なお6月1日のサービス開始時には、気象条件によって販売量や来店者数がどのように影響するのかを時系列で分析する「気象相関分析ソリューションパック」、新規出店計画や顧客獲得エリアの選定、自社の客観的なマーケティング評価などに有効な「エリアマーケティングソリューションパック(メッシュ版)」「同(町丁・字版)」をラインアップ。今後は、医療・介護分野など、市場ニーズに応じて順次拡大するとしている。
さらに3PDG ソリューションパックでは、さまざまなユーザーの事業背景をふまえたターゲット検索、顧客分析、売上分析などに対応するため、業種業態ごとに求められる統計指標データを組み合わせた「データアソートパック」を用意した。この、業種業態ごとにあらかじめ最適化された「データアソート セレクションパック」は、最終的には1000以上のバリエーションをそろえ、あらゆる企業のマーケット分析ニーズに応えることを目指すとのこと。