ニュース
ウイングアーク、小規模の商圏分析を行える人口統計データ「あさひる統計」を提供
2018年12月18日 14:57
ウイングアーク1st株式会社は18日、125メートル四方の小規模商圏分析を可能とする曜日時間帯別の人口統計データ「あさひる統計」を、「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud（3PDG for MBC）」「3rd Party Data Gallery On Demand（3PDG On Demand）」のラインアップに追加すると発表した。同日よりサブスクリプションサービスとして提供開始する。
商圏分析は従来、最小で500メートル四方（または町丁字）では実現されていたが、商業施設が集中するエリアでは自施設以外を訪れた人も含まれることになり、ターゲットエリアを絞った正確な小地域分析が課題だったという。
これに対してあさひる統計では、スマートフォンのアプリから得られる位置情報ビッグデータを統計処理することにより、125メートル四方（6次メッシュ）という小地域で、人口を平休日・時間帯別に推計したデータを提供している。
こうして、125メートル四方という小地域での商圏分析が可能になることで、コンビニエンスストア、ドラッグストア、カフェなどの小売や流通サービスにおいて、小商圏の人口分布把握、立地評価など、正確でよりピンポイントな分析を行えるとした。
なお、ウイングアークより提供するあさひる統計では、エリアごとの年間の平均人口を年に2回更新（2018年12月時点の提供データの集計期間は、2017年4月～2018年3月の1年間の年間平均値）して提供するため、常に最新の状況を把握できるとのこと。
また、必要な期間のデータを月額利用することができるため、従来の買取型データに比較し初期コストを抑えた導入が容易になる
価格（税別）は、全国版が月額10万円、地方版が月額4万円から。なお、サービスの提供開始に伴い、2週間の期間限定で、一部データを無償で閲覧できるトライアルキャンペーンも実施される。対象エリアは東京都、大阪府、愛知県の3都道府県で、期間は2019年3月31日まで。
