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S&I、「VMware vCloud Air」の導入・設計・運用支援サービス
(2015/2/18 13:52)
エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は18日、ハイブリッドクラウドサービス「VMware vCloud Air(以下、vCloud Air)」のユーザー向けに、導入・設計・運用を支援するマネージドサービス「クラウド・マネージドサービス for vCloud Air」の提供を開始した。
vCloud Airは、プライベートクラウドとシームレスに連携する企業向けハイブリッドクラウドサービス。「VMware vSphere」との親和性が高いのが特長。VMware、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクコマース&サービス(以下、ソフトバンクC&S)の3社で設立された「ヴイエムウェア ヴイクラウドサービス合同会社」を通じて提供される。
S&Iは、VMware製品による仮想化基盤の設計・構築・運用を長年手がけており、その技術や導入実績を生かして、vCloud Airへのクラウド移行や効率的な活用をトータルに支援するのが今回のサービス。
現在、VMware vSphereを利用する企業が、vCloud Airにシステム移行するケース、オンプレミスとクラウドを並行稼働するケースなどに対して、クラウド移行に最も効果的なシステムの洗い出し、クラウドデザインから構築・運用まで、vCloud Airを活用したい顧客に最適なサービスを提案する。
運用もすべてS&Iが代行。vCloud Airに標準では含まれない24時間365日の監視サービスも受けられるのがメリット。そのほか、vCloud Airを安心して活用するためのサービスメニューを取りそろえたという。
サービス | 詳細説明 |
---|---|
SEによるクラウド相談 | 新サービス契約にあたっての相談/アドバイス |
クラウド監視サービス | vCloud Air上のサービス/リソース監視を行い、メールにて顧客に通知 |
QAサービス | システム運用上の相談・アドバイス |
システムバックアップ復旧支援 | 構築時のシステムイメージを作成、保管。障害時にはシステム復旧支援を実施(オプション:2015年4月提供予定) |
データバックアップ復旧支援 | 利用データの日次バックアップ。障害時にはデータ復旧支援を実施(オプション:2015年4月提供予定) |
レポート提供 | 利用リソースに関するCPU/メモリー/使用帯域のレポート提供 |
税別価格は、死活監視のみを行う「監視ベーシックパック」が月額3万円(5VM)。Webサーバーとデータベースがセットになった「Webサーバーパック」が初期費用22万8000円、月額25万円から。ファイルサーバー利用のための「ファイルサーバーパック」が初期費用33万6000円、月額25万円から。
ソフトバンクテレコム、およびソフトバンクC&Sの取扱サービスとして2月18日から提供する。