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京都市、子育て支援の「京都はぐくみアプリ」を配信
(2015/2/17 13:20)
京都市は16日、京都市子育てアプリ「京都はぐくみアプリ」の配信を開始した。
アプリでは、幼稚園・保育園・児童館・つどいの広場など子育て関連施設で開催される「遊びのイベント」や「子育て相談会」に加えて、地域の子育てサークルが実施する「子育てサロン」などの子育て支援情報をリアルタイムにお知らせする。利用地域(区・支所単位で複数選択)や子どもの年齢(何人でも登録可能)を登録すれば、登録した区分に応じた子育てイベント情報など、最新の情報が1日1回届く「定時プッシュ機能」も備える。
発信する子育てイベント情報は以下の通り。
・子ども支援センターが発行する「子ども支援センターだより」掲載イベント情報
・児童館やつどいの広場などで開催される「絵本の読み聞かせ教室」
・「親子体操」「お父さんデー」など乳幼児親子の集い情報
・幼稚園・保育園での「園庭開放」
・「子育て相談」の開催情報
・市民が自主的に実施する「子育てサロン」の開催情報。
・その他、こどもみらい館など京都市の子どもに関する機関からの子育て関連情報
「周辺情報プッシュ機能」も搭載。外出先の周辺で行われている子育て関連イベントや、幼稚園・保育園訪問を希望する人が園庭開放されている幼稚園・保育園などの情報が知りたい場合に、同機能をオンにすることで、現在の位置情報を基に、周辺で開催されているイベント情報が届く。イベント開催施設までの徒歩・バス・鉄道による移動案内も行ってくれる。
「メモプッシュ機能」も搭載。参加したいイベントなどをメモ機能に登録しておけば、イベント開催日に再度通知が届く。「地図機能」も備え、イベントなどが開催される施設を地図画面で確認できる。京都市の関連施設については「授乳スペース有」「おむつ替えスペース有」などの施設情報も掲載。アプリ配信開始時に掲載する施設数は、子育て支援施設に京都市の公共施設や地下鉄各駅を加えた600~700施設を予定する。
京都市において実施している子育て支援施策を、保護者の視点に立って、目的別に11のカテゴリで検索できる機能も。
<11カテゴリ>
・妊娠から出産まで
・赤ちゃんが生まれたら
・医療に関する支援
・子どもを預けたい
・子育て施設情報
・就学について
・ひとり親家庭への支援
・障害のある子どもへの支援
・子どもに関する手当
・家庭での養育が困難な子どもへの援助
・相談窓口
このほか、子どもの身長・体重・写真などを記録する日記機能も備えている。記録をグラフ化したり、写真をスライドショーで表示することが可能だ。同アプリの公開に併せて、「京都市子育て応援ウェブサイト」もより簡単に情報にたどり着けるようにリニューアルを図っている。
アプリ配信は2月16日にAndroid版からスタート。iPhone版は現在Appleのアプリ審査中のため、審査終了後に配信を開始する。