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大塚商会、中小環境向けのファイアウォール運用代行サービス

 株式会社大塚商会は、ファイアウォールのリモート運用監視サービス「たよれーる らくらくファイアウォール25」を、1月30日より提供開始すると発表した。中堅・中小企業向けに、ファイアウォール1台あたりの同時接続端末が25台以下での利用を想定している。

 「たよれーる らくらくファイアウォール25」は、大塚商会が企業内にファイアウォールを設置するとともに、セキュリティ設定・管理・運用業務をリモートから行うサービス。ファイアウォール機能に加えて、拠点間VPN、マルウェア対策、不正侵入検知・防御、Webフィルタリングといった機能の設定を代行するほか、オプションでリモートVPNにも対応する。

 また、管理作業も大塚商会のサポートセンターが対応するため、運用に際してもユーザー企業の手間を削減でき、セキュリティポリシーの変更といった各種設定作業も必要に応じて大塚商会が引き受ける。さらに、ファイアウォールの状態を同社が24時間365日体制で監視し、障害時も遠隔作業による復旧やオンサイトでの機器交換などで対応するとのこと。

 なお、ファイアウォールだけでなく、無線LAN機器など、関連するネットワーク機器の運用管理サービスと組み合わせて利用することも可能だ。

 「たよれーる らくらくファイアウォール25」の価格は、初期費用が18万8000円(税別)、月額費用が8400円(税別)。大塚商会では、初年度に1000件の販売を目標としている。

石井 一志