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GMOインターネット、「ConoHa」でオブジェクトストレージを提供開始
(2014/9/3 16:49)
GMOインターネット株式会社は3日、VPSサービス「ConoHa byGMO」(以下、ConoHa)において、オブジェクトストレージの提供を開始した。
画像ファイルや動画ファイル、バックアップファイル、アーカイブファイルなど、大容量の非構造化データを保存するのに適したデータ保管サービス。保存データは複数のストレージ機器に複製して格納され、高い耐障害性を備えている。
利用料金は100GBあたり月額450円(税別)、初期費用は無料で、ConoHaのVPSを契約していないユーザーでも利用可能。転送量やリクエスト数による課金はなく、ディスク容量による月額料金のみで利用できる。
オブジェクトストレージにはREST APIを通じてインターネット経由でアクセスすることができるため、どこからでもデータの取得・保存が可能。通信はすべてSSLで暗号化することで、安全性と機密性を高めている。
基盤ソフトウェアには「OpenStack Swift」を採用し、日本語版のコマンドリファレンスを用意しているため、PCやスマートフォンのアプリ開発者などが、REST APIを利用して簡単にアプリ内データの保存先として組み込むことができるとしている。また、ConoHaのコントロールパネルにも、ファイル操作機能を追加している。
GMOインターネットでは、オープンソースソフトウェアの開発コミュニティやユーザー会などのコミュニティを対象とした「ITコミュニティ支援プログラム」を、ITスタートアップ企業に拡充。対象となるITスタートアップ企業は、ConoHaのサービス(VPS、オブジェクトストレージ)を最大で100万円分利用できる。
また、オブジェクトストレージのモニターを30人募集する。モニターは個人・法人を問わず、1年間無料でオブジェクトストレージが利用できる。モニター期間中は、定期的に簡単なアンケートに回答する必要がある。