ニュース

心の検査と相談窓口を一括提供、セーフティネットが新メンタルヘルスサービス

ストレスチェック義務化法案に対応

 株式会社セーフティネットは、改正労働安全衛生法対応の新メンタルヘルスサービスを発表した。義務化されるストレスチェックと、その後の相談体制を完備した「オールインワンサービス」として8月4日より提供する。

 6月19日の国会で可決・成立した「労働安全衛生法の一部を改正する法案(通称:ストレスチェック義務化法案)」に向け、ストレスチェックの検査プログラムと事後の相談窓口を一括して企業に提供するもの。検査項目は、精神科医・児玉芳夫医学博士の監修の下にセーフティネットが独自開発したもので、厚労省が推奨する「職業性ストレス簡易調査票」の内容に準拠している。

 ストレスチェックの問題数は約40問、実施時間は約5分、Web版と検査紙に対応し、相談・受診の推奨機能も備える。

【お詫びと訂正】
初出時、ストレスチェックの時間を40分としておりましたが、問題数が40問の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

 ストレスチェックをうけた労働者は、結果を基にセーフティネットの相談窓口に相談できるため、不調症状の早期予防、早期発見が期待できる。相談窓口は24時間対応で、産業カウンセラー、臨床心理士、看護師、栄養士、警察OBなどがメンタル・健康以外にも多様な悩みを聞ける体制を整えている。

 価格は、Web版が月額350円(税別)/1名。

川島 弘之