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ミスタードーナツがNECのタブレットとクラウド導入、ショップ指導業務を効率化

ダスキンにおける NeoSarf/FoodService の活用イメージ
ダスキンにおけるエリアマネジャーの作業プロセスの変化

 NECは9日、ミスタードーナツに、ショップ指導員であるエリアマネージャの業務を効率化し、経営指導力の強化に貢献するQ.S.C(Quallity、Service、Cleanliness)管理システムをクラウドで提供したと発表した。

 同システムは、NECの外食業向けクラウドサービス「NeoSarf/FoodService」を活用し、約80名のエリアマネージャが全国約1380のショップを定期的に巡回して行うQ.S.C評価を、NEC製タブレット端末「LifeTouch L」を用いて行うもの。

 従来は紙でチェックし、オフィスに戻った後にPCで入力していたショップのQ.S.C評価について、タブレット端末を用いた直感的な入力と、評価レポートの即時生成を実現する。これにより、評価後にその場でレポートを見ながら、店主と改善点の確認・指導を行うことが可能になる。また、エリアマネージャのQ.S.C評価時間を約140分から約70分に半減し、各ショップの改善指導、売上拡大施策の検討、本部への方針説明などの業務に注力できるようになる。

 さらにタブレット端末の管理として、利用状況の確認、盗難・紛失時のリモートロック・データ消去、一括ソフト更新などが行えるクラウド型MDMサービス「スマートデバイス管理サービス」を導入している。

 このほか、マスタ管理システム・店舗管理システム・SCMシステムなど各種業務システムを納入。NECは今後もミスタードーナツの業務効率化・経営指導力強化に貢献するとともに、「NeoSarf/FoodService」の拡販を進めていく。

川島 弘之