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システムエグゼ、Oracle Database監査ソフトの新版~導入コストを低減

 株式会社システムエグゼは17日、Oracle Database監査ソフトの新版「SSDB監査 Logger for Oracle Ver.2.0」を同日より提供開始する。価格は50万円(税別)から。

 「SSDB監査 Logger for Oracle」は、特権ユーザーも含め、Oracle Databaseに対するアクセス・操作を記録する監査ソフト。データベース標準の監査機能を利用しているため、ログの取得漏れは発生せず、監査で前提となるログの完全性を実現できるという。

 また操作はGUIベースですべて行えるほか、監査に有効な取得項目をまとめた監査テンプレートを利用することにより、高度な専門知識を必要とせず、簡単にデータベース監査を開始できる点も特徴とのこと。取得した監査ログデータはCSV形式で任意の場所に転送でき、既存のログ管理ツールなどとの柔軟な連携も行える。

 これまでは、導入時にOracle Databaseの新規ライセンスが必要だったが、新版では、監視サーバーが無償のMicrosoft SQL Server 2008 R2 Express上で動作するようになったため、導入コストをこれまでより低減できる。またこれによって、データベースにSQL Serverを試用する「SSDB監査 Report Manager」との親和性も向上した。

 さらに、取得した監査ログ情報(CSVファイル)のFTPによる転送先を、監査対象データベースごとに、異なる場所が指定できるようになったほか、製品の動作に必要となる.Net FrameworkやSQL Server のインストールを、必要に応じて自動で行う機能が追加され、ソフトのインストール完了後、すぐに監査を始められるようになったとのこと。

(石井 一志)