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ウイングアーク、BIダッシュボード「MotionBoard」をAWSのマーケットプレイスで提供

 ウイングアーク株式会社は4日、Amazon Web Services(AWS)のマーケットプレイス「Amazon Web Services Marketplace」から、情報活用ダッシュボード「MotionBoard」をAWSのクラウド環境で利用可能な「MotionBoard powered by Amazon Web Services」を提供すると発表した。受付は6月4日より開始し、6月中の提供開始を予定する。

 MotionBoardは、企業内外の情報を統合・可視化し、刻一刻と変化するビジネスシーンや企業内情報をキャッチアップできる統合可視化基盤。専門的なプログラム知識を必要とせずダッシュボードを作成できるほか、マルチデバイス対応で時間と場所の制約を低減する点が特徴という。

 MotionBoard powered by Amazon Web Servicesは、このMotionBoardをAWSのマーケットプレイスで提供するもの。AMI(Amazon Machine Image)形式で提供され、サーバーの手配やサイジング、インストール作業などが不要となるので、初期導入コストの抑制と、短期間でのデータ可視化・分析環境の構築を実現するという。

 またライセンスについても、評価用途向けの30日間の試用ライセンスをはじめ、部門や特定業務でのスモールスタートに適した90日間、180日間、365日間の有償版を用意する。価格は、90日間のライセンスで18万円(税別)から。

 なお、ウイングアークによるAWS Marketplaceへの製品登録は、日本製品として初のケースとのこと。

(石井 一志)