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統合運用監視ツール「MoonWalker」が機能強化、VLANとサービスの関係を可視化可能に

 ITホールディングスグループの株式会社クラウド・スコープ・テクノロジーズは15日、統合運用監視ツール「MoonWalker」に、VLANとサービスの関係を可視化する新機能を追加すると発表した。価格は500万円(税別)からで、6月より販売開始する。

 MoonWalkerは、は、サーバー機器やネットワーク機器などの障害情報、統計情報を一元的に管理・監視する統合運用監視ツール。ユーザーの要望にあわせて管理対象を選択でき、物理・仮想サーバー、ストレージからサービスまでの構成管理を、ビジュアルな画面表示で行える点が特徴という。

 今回の新機能では、サービス視点の構成情報管理画面にVLANが追加され、従来は可視化できなかったVLANとサービスの関係が、一覧で把握できるようになった。これにより、複雑なユーザーシステムにおいても、障害管理や影響範囲の見える化が可能になり、サービスに障害が発生した場合に、どの構成要素に原因があるのかを即座に把握できるため、特にミッションクリティカルなサービス業務の管理において、より有効に利用できるとしている。

(石井 一志)