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スカイコム、Windows Server 2012対応の「SkyPDF」サーバー版4製品
2012年12月21日 13:47
株式会社スカイコムは20日、Windows Server 2012(64ビット)に対応した高速PDF生成・加工処理ソフト「SkyPDF Web Server 2012」「SkyPDF Server MT 2012」「SkyPDF Terminal Server 2012」「SkyPDF Terminal Server Pro 2012」を発売した。
「SkyPDF Web Server 2012」は、クラウド型・Webサービスに最適な高速PDF生成・加工処理を実現。ISO32000-2(国際標準化作業中)でPDF文書の「長期保存」の技術仕様追加の方針に準拠し、PDFの長期保存を目的としたPDF長期署名(PAdES)の付与と検証」機能を実装している。同バージョンでは、管理者がPAdES/CAdESいずれかの長期署名フォーマットを選択インストールすることが可能。
また、閲覧可能な期間や回数、さらに閲覧ユーザーを制限したPDFが作成できる「オンライン時限機能」も実装。設定日次や設定回数を超えるとPDFが自動消滅する。
ガジェット機能も新たに追加された。デスクトップに常時表示されるガジェット機能を利用すれば、Web操作画面を起動しなくても、PDFにしたいファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単にPDFに変換できる。変換時にパスワードや編集許可/禁止などの詳細設定、タイムスタンプ付与も可能。そのほか、.NET Framework 4に対応した。参考価格は100万円/コアから。
「SkyPDF Server MT 2012」は、SIer向け大量文書の高速自動PDF生成エンジン&開発キットを提供。複数に分解され出力される文字の結合や、パス描画時には変換行列を使用するなどの工夫により、PDFサイズの軽量化を実現している。参考価格は40万円/コアから。
「SkyPDF Terminal Server 2012」は、シンクライアント環境/仮想環境に対応したPDF生成を実現。PDF精製時によく使う設定機能を1つのタブ内に納めた「簡単設定」タブをよういした。上記同様、PDFサイズの軽量化も実現している。Windows Server 2012対応版Citrix XenApp 6.5には来春対応する予定。価格は17万円/コアから。
「SkyPDF Terminal Server Pro 2012」は、シンクライアント環境/仮想環境に対応したPDF生成・閲覧・編集・加工を実現。「SkyPDF Terminal Server 2012」のPDF生成機能をベースに最大5~20倍のPDF高速表示、最大1/2の省メモリ化を図った。価格は13万円/コアから。