ユニアデックス、6種類の機能を選択できるクラウド型のメール誤送信防止サービス


 ユニアデックス株式会社は28日、誤送信防止機能を6種類から選択して利用できるクラウドサービス「メール誤送信防止・サービス」を発表した。以前から提供しているメールアウトソーシングサービス「スパークメール」「メールゲートウェイ・サービス」へ組み入れ、同日より提供開始する。

 今回提供する新サービスは、NTTソフトの暗号化/誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail」をベースに、ユニアデックスが運用管理サービスを付加して提供するクラウドサービス。利用する機能を企業のニーズに応じて選択できる点が特徴という。

 具体的には、送信者自身での確認を必須とする「送信確認(自己承認)」、第三者によるメールチェックを必ず行う「上長承認」、あらかじめ決められた時間が経過するまでメール送信を保留する「一時保留」、選択された宛先に加えて第三者へもメールをBCCなどで自動送信する「指定宛先転送」、添付ファイルまたはメール全体を暗号化する「暗号化」、TOやCCの宛先をBCCへ自動変換する「宛先強制BCC」の6機能を備えている。

 また、企業内で間違いやすいとされている特定のキーワードを、メールタイトルや宛先、添付ファイルに使った場合に点数をつけ、指定の点数を超えた場合は上長承認とするなど、柔軟なルール設定も行えるとのこと。

 初期費用は、「メールゲートウエイ・サービス」利用の場合で2万1000円、「スパークメール」利用の場合は無料。月額はいずれの場合でも189円/IDとなる。また、「暗号化」と「宛先強制BCC」の機能だけを利用する場合は、月額126円/IDで提供される。

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