Amazon Web Servicesのクラウドサービス上でSAP ERPなどの本番環境が実装可能に


 米Amazon Web Services(AWS)は15日(米国時間)、基幹業務アプリケーションであるSAP Business Suiteが、独SAPの認定により、AWSのクラウドプラットフォーム上の本番環境で実装可能になったと発表した。

 今回SAPによって認定されたのは、SAP ERP、SAP CRM、SAP PLM、SAP SCM、SAP SRMの各アプリケーション。これらのソフトウェアを実装している、あるいは実装しようとしている企業は、AWSのクラウドプラットフォームを利用して、オンデマンドかつ従量課金制での利用が可能になる。

 なおSAPとAmazonでは2011年5月の協業以来、AWSのクラウド環境上で、さまざまなSAPソフトウェアの動作認定を行っており、現在までにSAP BusinessObjects、SAP Business All-in-One、SAP HANA One、SAP Rapid Deployment、SAP Afariaなどのソフトウェアが認定されている。

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