dit、LANアナライザーの新版「OmniPeek 7.0」、802.11acにも対応


 株式会社ディアイティ(dit)は、米WildPacketsのLANアナライザー「OmniPeek Family」の最新バージョン7.0を11月10日に発売する。価格は21万8000円(税別)から。

 OmniPeek 7.0では、実効速度1Gbps以上の伝送速度が期待できる第5世代無線LAN規格「IEEE 802.11ac」に対応。IEEE 802.11acへの対応は世界初としている。

 このほか、無線LAN情報の管理を目的とした「IEEE 802.11k」「IEEE 802.11v」、無線LANフレームを保護する「IEEE 802.11w」、高速ローミングを規定した「IEEE 802.11r」、接続先ネットワークの接続可否を判断して自動で接続する「IEEE 802.11u」などの規格に対応。無線LANの複数チャンネルを同時キャプチャーして一画面に表示する機能や、ローミング解析機能を追加した。

 さらに新しい機能として、分散ネットワークやクラウドベースのネットワーク環境など、複数セグメントのトラフィックをまとめて表示できるマルチセグメント解析機能(MSA)を追加。有線LAN、無線LANを問わず、複数のネットワークにまたがるトラフィックの流れと遅延箇所を把握できるようにした。

 また、OmniPeek 7.0のリリースに合わせて、基幹ネットワークの40GbE採用に対応するための40G対応アナライザー専用カード「OmniAdapter 40G」を新たにリリース。キャプチャー用アプライアンス「TimeLine」と組み合わせることで、40Gのインターフェイスを含む高速ネットワークへの対応が可能となる。

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