NTTデータ、オートスケールや従量課金に対応したクラウドサービス「BizXaaSプラットフォームサービス Flex」


 株式会社NTTデータは4日、クラウドサービス「BizXaaSプラットフォームサービス」のラインアップに、「BizXaaSプラットフォームサービス Flex」を追加し、同日より販売開始すると発表した。

 BizXaaSプラットフォームサービスは、エンタープライズ向けのアプリケーション基盤環境をクラウドサービスとして提供するもの。今回の新サービスでは、NTT Comが提供するクラウドサービス「cloudn(クラウドエヌ)」を基盤として利用する点が特徴で、従来のBizXaaSプラットフォームサービスのサービスに、オートスケールや従量課金などの機能を追加して提供する。

 オートスケールでは、しきい値設定によってリソースを自動拡張できるので、業務量のピーク時にシステムの規模を自動拡張するといった対応が可能。また大容量配信サービスなどの高トラフィックシステムに対しても、コストパフォーマンスの高いネットワーク帯域を提供できるとのこと。

 またcloudnの特徴である、月額上限付きの従量課金体系に対応することで、高いコストパフォーマンスを提供しつつも、コスト面で不測の事態が発生することを防げるとした。課金は起動時間単位で行われるので、使いたい時にのみ起動すれば、月末業務や季節限定業務での利用時にも高いコストパフォーマンスを実現する。

 さらに、こうしたcloudnの機能を活用しつつ、運用監視サービスやマスタテンプレートなどNTTデータオリジナルのサービスを追加しており、SMTPサービスや運用監視エージェントなどがすぐに利用できるとのことだ。

 価格例として、vCPU:1CPU、メモリ2GBの仮想サーバーを利用する場合、1時間あたり7.98円、月額上限料金3780円に設定されている。


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