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NTTデータ、「BizXaaS」のクラウド型ファイルサーバーを刷新

大容量、15分置きのバックアップ、複数拠点に対応

 株式会社NTTデータは15日、大容量に対応した法人向けクラウド型ファイルサーバーサービス「BizXaaS Officeファイルサーバーサービス」の提供を開始した。

 同サービスは、従来のファイルサーバーサービスの提供基盤をリニューアルして提供するもの。クラウド上のストレージをプライベートネットワーク(インターネットVPN、閉域網)経由で、Windowsファイルサーバーとして利用できる。

 リニューアルによって、小規模から大規模(数百TB)まで対応。容量は小さな単位(10GB)で追加してコストを節約でき、追加する場合も簡単な手続きで可能となった。

 スナップショットもこれまでの日単位から15分おきに変更。前日~31日前までは日単位のスナップショットで最大127個を保存できる。また別筐体へバックアップすることで不測の事態に備えるなど、“充実のスナップショット”を標準機能として提供する

 さらに従来、東日本データセンター上でサービス提供してきたが、距離による遅延を解消するべく、西日本データセンターでも提供を開始。ユーザーは近くの拠点を選択することで快適なファイルアクセスが可能となる。既存のファイルサーバーとは遠隔にある拠点を選択することで、災害対策にも役に立つ。

 価格は、1TBで月額24万2800円(税別)から、10TBで月額61万300円(同)から。

川島 弘之