フォーティネット、最大2.5Gbpsのファイアウォール性能を備えた中規模向けUTM
フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は31日、中堅企業や大企業の支店などを主な対象としたUTM(統合脅威管理)アプライアンス「FortiGate-100D」を発表した。
「FortiGate-100D」は、中規模ネットワークを保護するために提供されるUTMアプライアンスで、ファイアウォールやIPS/IDS、ウイルス対策、Webフィルタリング、VPN、WAN最適化など、既存のFortiGateシリーズと同様のセキュリティ機能を提供。動画やソーシャルメディアアプリケーションの利用拡大などによって増大するネットワーク帯域幅に対応するため、最大で2500Mbpsのファイアウォールスループット性能を備えた。
また、従来のデバイスよりも小さなパケットでデータを送信するモバイルデバイスの利用拡大にも対応。512バイトのUDPパケットでも1000Mbps、64バイトのUDPパケットでも200Mbpsのファイアウォールスループットを提供できる。
インターフェイスは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×22ポートを搭載し、16GBの内部ストレージを備えた。ファイアウォール以外の性能は、IPsec VPNが450Mbps、SSL-VPNが300Mbps、IPSが950Mbps、ファイアウォール(フローベース)が700Mbps。