角川グループ、クラウドを活用したグループシステム基盤を構築


 株式会社角川グループホールディングス(角川GHD)は、経営資源の効率化によるグループ全体の経営力強化に向け、株式会社富士通マーケティング(FJM)と株式会社アイネットと共同で、クラウドを活用したグループシステム基盤を新築し、5月より稼働した。

 まずは第1ステップとして、アイネットが提供するプライベートクラウド基盤「EASY Cloud」など、複数のクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド環境によるシステム基盤を構築し、基幹系システムを移行した。

 今後の第2ステップ以降は、角川GHDの業務システム、開発中の時期物流システム、電子書籍管理システム、グループ各社の各種システムなども対象とした、大規模なシステム移行を計画するという。

 さらには事業継続性強化のため、アイネットの仮想デスクトップサービス「VIDAAS」を活用したシンクライアントの導入も検討していく。

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