アイネット、DaaSサービス「VIDAAS」に手頃な新メニューなど追加


 株式会社アイネットは7日、VAiOS Private Cloud Desktop as a Service(VIDAAS)に新サービス「VIDAAS Lite」と「VIDAAS 324」を追加し、25日より提供すると発表した。

 VIDAASは、デスクトップ環境をインターネット上で利用するDaaSサービス。会社のPC・デスクトップ環境を別の場所、別のPCから操作可能人する。クライアントPCにはデータが残らないシンクライアント方式なのでセキュリティも安心。iOS/Android端末でもWindows PCが操作できるため、いつでもどこでも仕事ができるとしている。また、VIDAASを利用すれば、PCデータはデータセンターで安全に保管されるのでBCPの観点からも効果的とする。

 今回は新サービスとして、より実装が簡単な仮想デスクトップを手ごろな価格で提供することを目的に、「Citrix VDI in-a-box」を採用した中堅・大企業の部門向け「VIDAAS Lite」と、XenDesktopを1ユーザーから提供し、CPU、メモリ、ディスクを専有できる「VIDAAS 324」を新たに追加し、25日より提供する。

 VIDAAS Liteは、Citrix VDI in-a-boxを採用するのが特徴。標準構成で30/50/70ユーザー向けを用意。1vコア、2GBメモリ、60GB HDD、1Gigabit Ethernetが提供される。価格は初期費用が4200円/ユーザー、月額費用が4200円/ユーザー。

 VIDAAS 324は、XenDesktopをPCブレードで展開するのが特徴。ブレードの仕様は、Core 2 Duo P9600、2GBメモリ、160GB HDD、1GbEが提供される。価格は初期費用が7500円/ユーザー、月額費用が7500円/ユーザー。

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(川島 弘之)
2012/5/8 06:00