アイネット、データをクラウドに自動バックアップする「DataComfort」


 株式会社アイネットは7日、「VAiOSプライベートクラウドサービス」上に、顧客のサーバーシステムデータやユーザーデータを自動バックアップする「DataComfort」を発表した。21日より提供を開始する。

 DataComfortでは、CDP技術によりリカバリーポイントを分または秒単位で取ることができ、重複排除技術によりブロック単位での差分データのみの転送に対応。バックアップ時間を劇的に短縮するという。

 バックアップ対象サーバーにエージェントを導入するだけで利用が可能。ユーザーが直接バックアップ対象ボリュームやスナップショットの設定を変更でき、リカバリーもファイル単位あるいはボリューム単位で実施できる。遠隔DRサイトへのレプリケーションもメニューに用意している。

 バックアップ対象OSは、Windows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2、Miracle Linux 4/5、Red Hat Enterprise Linux 4/5/6、SUSE Server Enterprise Linux 10/11。サポートデータベースはExchange 2003/2007/2010、Microsoft SQL 2005/2008/2008 R2、Oracle Database 9i/10g/11g、など。

 価格は、初期費用が1万円/サーバー(リモートによる設定の場合)、月額費用が9000円/100GB(バックアップ容量にはスナップショット領域を含む)。バックアップ容量追加、エージェント導入設定代行、遠隔DRサイトレプリケーションサービス、DRサイトでのリカバリー作業などの追加オプションも提供する。

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