キングソフト、Android端末向けオフィスソフトの新版~クラウド印刷などに対応
キングソフト株式会社は26日、Androidスマートフォン・タブレット向けオフィスソフトの新版「KINGSOFT Office for Android 4.7」を公開した。価格は2980円。
PC版KINGSOFT Officeと互換性を持った「Writer」「Spreadsheets」「Presentation」を含むAndroid向けオフィスソフト。
新版では、Writer/Spreadsheets/Presentationにおいてファイルの暗号化に対応。パスワードを入力しないとファイルを開けなくなり、万が一端末を紛失しても情報の漏えいを防ぐことができる。
また、Spreadsheetsでは、どこからでもドキュメントを印刷できる「Google クラウドプリント」に対応。新型のクラウド対応プリンタであれば、Android端末上で「印刷」をタップするだけで簡単に文書を印刷できる。既存のプリンタでも、PCに「Google Chrome」をインストールして、プリントコネクト設定後、Googleアカウントにログインしていれば、端末から「印刷」をタップして文書を印刷できるという。
Writerでは、文書の修正・変更履歴を記録する「変更履歴の表示・記録」機能を新搭載。社内において修正・変更された文書に関して、外出先から変更個所を簡単に確認できるほか、編集作業を行ってメールで返信するといったことも可能となる。また、手書き入力方式にも対応した。
KINGSOFT Office for Androidは、2GBまで無料で使えるオンラインストレージ「KDrive」との連携も特長の1つ。PCで作成したオフィス文書をAndroid端末上で閲覧・編集できるほか、Android端末上で新規作成・修正したデータは、専用アプリを利用して簡単にデータ共有することが可能。
KINGSOFT Office for Android 4.7は26日よりGoogle Playにて公開され、7日間まで機能制限なしの試用版が利用できる。その後は、2980円でシリアルまたはパッケージ版(量販店で販売)を購入できる。