NTTデータ、短期間で実効的なBCPを策定するコンサルティングサービス

　株式会社NTTデータは13日、企業のBCP（事業継続計画）策定を支援するサービス「BizXaaS BCP・DRコンサルティングサービス」を発表した。同日より提供開始する。参考価格は300万円から。

　「BizXaaS BCP・DRコンサルティングサービス」は、NTTデータが独自開発したフレームワークを活用しつつ、経済産業省のガイドラインにのっとった実効的なBCP策定を支援するサービス。独自のBCP策定手法を用いて、最短5回の打ち合わせという短期間でBCP策定を実現する点が特徴という。

　また、独自にツールによって被災後の企業状況をシミュレーションすることも可能で、財務面まで含めた分析を行って、災害対策（DR：ディザスタリカバリ）への最適な投資額を算定するとのこと。なおDRにはクラウドサービスを活用し、低コストの対策案を提案するとしている。

　NTTデータでは、東日本大震災を受けて、新たにBCPを策定したいと考えている企業や、既存のBCPの改善を検討している企業、DR投資を迷っていたり、DR投資の判断材料を探したりしている企業などを対象に営業を進め、今後3年以内に300億円の売り上げを目指すとのこと。

　なお東北地方で事業展開している企業については、選考の上、復興支援として2013年3月末まで、このコンサルティングサービスを無償提供する。