バッファロー、WSS 2008 R2搭載のボックス型NAS~iSCSIにも対応
8TBモデルのWS-QV8.0TL/R5SE |
株式会社バッファローは、法人向けNAS「TeraStation WSSシリーズ」のラインアップに、「WS-QVL/R5SE」2モデルを追加し、3月上旬より順次発売する。
「WS-QVL/R5SE」は、Windows Storage Server(WSS) 2008 R2 Standardを搭載した法人向けのボックス型NAS製品。接続可能ユーザー数が無制限のため、Active Directoryを利用するような大規模環境にも高い親和性を発揮するという。
またSIS(重複排除)、DNSサーバー、RODC(read-only domain controllerといった)機能も搭載するほか、「iSCSI Software Target 3.3」にも対応し、iSCSIストレージとしての利用も可能。容量が不足するサーバーに、高速かつ大容量のディスク増設手段を提供するとした。
加えて、遠隔地バックアップが行える「DFSレプリケーション機能」を搭載しており、東京に設置したNASのデータを、インターネット経由で大阪に設置したNASへ複製するといった利用法が可能とのこと。
ハードウェア面では、デュアルコアCPUのAtom D510と2GBメモリを搭載。さらにUSB 3.0インターフェイスを備えており、USB 3.0接続の外付けHDDへデータバックアップを行うこともできる。
ラインアップは物理容量8TB(2TB×4)の「WS-QV8.0TL/R5SE」と、同4TB(1TB×4)の「WS-QV4.0TL/R5SE」を用意した。価格はそれぞれ、32万円(税別)、28万円(税別)。