米Microsoft、Windows Server 2008 R2用のiSCSI Targetソフトを無償提供
米Microsoftは4日(米国時間)、Windows Server 2008 R2用のiSCSI Targetソフト「Microsoft iSCSI Software Target」を無償提供すると発表した。これを利用すると、Windows ServerをiSCSIストレージとして使えるようになる。ソフトは、同社のダウンロードセンターから入手できる。
Windows Serverは以前から、iSCSIイニシエータ(ホスト側)の機能は搭載しているので、iSCSIストレージを接続して利用することはできたが、ストレージ側の機能であるiSCSI Targetは、ストレージ向けOS「Windows Storage Server 2008」のオプションとして提供されていただけで、通常のWindows Serverでは利用できなかった。
対応するのは、Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenterの各エディションで、本番環境でも利用可能としている。