オープンソースクラウドの相互運用性を検証、タスクフォースが設立


 一般社団法人クラウド利用促進機構、オープンクラウドキャンパス、クラウド・ビジネス・アライアンス、北海道大学情報基盤センター、NTTコミュニケーションズ株式会社の5団体は3日、オープンソースベースのクラウド基盤技術の普及・活用の促進を図ることを目的とした「オープンクラウド実証実験タスクフォース」を設立した。

 タスクフォースでは、OpenStack、CloudStack、OpenFlow、CloudFoundryなどのオープンソース実装の相互運用実験を進め、構築・運用ノウハウを業界全体で共有するとともに、より質の高いクラウドサービスの提供を目指す。

 タスクフォースには、OpenIaaS研究会、OpenPaaS研究会、OpenStorage研究会、OpenNetwork研究会、OpenFacility研究会の5つの研究会とワーキンググループを設け、分担して技術検証を実施。定期的な報告会を開催して検証状況の共有や情報交換を行い、検証状況や検証結果などをドキュメント化して公開する。活動期間は2013年3月31日まで。

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