日立ソリューションズ、管理者の工数軽減を支援するシングルサインオンソフト新版


 株式会社日立ソリューションズは13日、エンタープライズ向けのシングルサインオン(SSO)ソフト「SRGateクライアントエージェント」の新版を発表した。ID/パスワードの登録/更新や管理機能を強化し、9月14日に発売する。

 「SRGateクライアントエージェント」は、ユーザー管理データベースで管理しているID/パスワード、または暗号化技術を用いて管理するID/パスワードを、各アプリケーションのログイン画面に自動代行入力してくれるSSOソフト。クライアント/サーバー型、Web型などシステムの形態に関係なく、さまざまなアプリケーションに対応できる。

 新版では、ユーザー自身が代行入力用のID./パスワードを登録・更新できる「登録情報編集機能」、SSO対象アプリケーションの定期的なパスワード変更時に、代行入力用のパスワードを製品側が自動更新する「パスワード同期機能」などが追加された。これらの機能を利用すると、ID/パスワードの管理に必要なシステム管理者の工数を軽減できるという。

 また、SSO対象アプリケーションへの代行入力時に、入力するID/パスワードを選択可能とする「ユーザー切り替え機能」を搭載したことで、承認作業を代理入力する際にも、SSOに対応したとのこと。

 さらに、デスクトップ仮想化ソフトのCitrix XenDesktop 5.0をサポート。すでにサポートしているCitrix XenApp 5.0とあわせて、仮想クライアント環境での利用を強化している。

 価格は、例として100ユーザーライセンスが73万5000円、1000ユーザーライセンスでは525万円となる。

関連情報