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日立ソフト、ID統合管理製品群の機能を拡充-ログ機能をなどを強化


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は3月27日、ID統合管理製品群「SRシリーズ」の機能を強化すると発表した。ID管理ソフト「SR-Account」、シングルサインオンソフト「SRGate」、特権ID管理ソフト「SR-AdminSupport」に新機能を追加している。

 新製品のうちSR-Accountは、組織やユーザーの情報を一元管理し、複数のシステム/アプリケーションに割り当てるID/アクセス権管理ソフト。今回は、人事マスタ以外の契約社員・パート、一時入館者などのID登録をWeb画面から行うID申請の機能を実装した。加えて、IDに関する証跡を取得するログ機能も追加されている。

 またSRGateでは、ActiveDirectory環境におけるWindowsログオン認証と連携。さらに、ログオン対象Webサーバーのディレクトリ構成をもとに、シングルサインオン用のURLを生成する機能により、Webサーバーのディレクトリ構成を変更することなく、導入・運用が可能になっている。このほか、SR-AdminSupportは特権IDの管理対象としてLinux/UNIXをサポートできるようになり、Windows、Linux、UNIXの一貫した特権IDの管理が可能になったとのこと。

 価格は、ID管理機能だけを提供する「SR-Account Standard Edition」が294万円(500ID)から、全機能を利用できる「SR-Account Enterprise Edition」が714万円(500ID)から、SRGateは315万円(1サーバー)から。SR-AdminSupportは管理用サーバーと、管理対象の両方にライセンスが必要となり、前者が157万5000円(1サーバー)、後者が14万1750円(1サーバー)から。



URL
  日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
  http://www.hitachi-sk.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi-sk.co.jp/news/news090327.html


( 石井 一志 )
2009/03/27 12:30

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