PSCとイグアス、機密文書確認機能などを追加したファイルサーバー可視化アプライアンスの新版


 株式会社ピーエスシー(PSC)と株式会社イグアスは20日、ファイルサーバー可視化アプライアンス「GDMS(Green Document Management System) アプライアンス」の新版「GDMS2.0 アプライアンス」を発表した。販売・出荷を同日より開始する。

 「GDMSアプライアンス」は、ジャストシステムのファイルサーバー可視化ソフト「GDMS」をアプライアンスサーバー化したもの。ファイルサーバーの現状を見える化し、ファイルの削除/アーカイブによりファイルサーバーを整理できるほか、使える情報をすぐに見つけられるようにファイルサーバーを清浄化したり、ファイルのアクセス権管理を正常化したり、といったこともできる。

 今回の新版では搭載するソフトを最新版となる「GDMS 2.0」にバージョンアップ。機密情報用以外のフォルダに、誤って機密文書が格納されていないかどうかを確認する機能や、整理対象となったファイルに対して、管理者が整理を行う前に各ユーザーが確認を行える機能を追加している。

 ハードは日本IBMのx86サーバー「IBM System x」を採用しており、管理対象のサーバーのストレージ管理容量が1TBまでの場合で、価格は266万円(税別)から。ハード、ソフトを単独購入するよりも、費用を約2割削減できるとしている。

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