センドメール、コラボソフト「Zimbra」と自社製品を組み合わせて提供


 米Sendmailと米VMwareは、コラボレーションソフト「VMware Zimbra Collaboration Server(以下、Zimbra)」のOEM 契約を締結。センドメール株式会社が4日、Sendmail製品と組み合わせて提供を開始した。同社パートナー経由で販売する。価格はオープン。

 Zimbraは、Webメール・アドレス帳・スケジューラ・ドキュメント管理などを標準装備し、Ajax技術により軽快な操作性を実現したコラボレーションプラットフォーム。スマートフォンをはじめとする最新のモバイル端末をサポートし、Webブラウザが利用できれば場所を問わず利用できるのが特徴。モバイル端末を紛失した場合にアクセスを無効にするアカウントロック機能なども備える。

 センドメールは、最新版のZimbra 7.0を、「VMware Zimbra Collaboration Server for Sendmail」の製品名で自社ラインアップに加え、ゲートウェイ管理、スパム・ウイルス対策、情報漏えい対策などのSendmail製品群と組み合わせて提供する。

 中でもVMwareの仮想プラットフォームに対応し、MTA機能とアンチスパム・ウイルスをはじめとする各種セキュリティ機能を備えたメールセキュリティ仮想アプライアンス「Sentrion MPV」との組み合わせは、クラウドサービスにおいても簡単に導入でき、事業者にとっても柔軟性の高いソリューションだと訴求している。

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