日本IBM、IT投資を無償診断する中堅企業ツール

　日本アイ・ビー・エム株式会社（日本IBM）は30日、企業のIT投資を診断する、中堅企業向けのIT投資アセスメントツールを、Webサイトで無償公開した。

　米IBMは、2010年第4四半期（10月～12月）に日本を含む28カ国で、従業員数百～1000人の中堅企業2112社を対象に、ビジネスおよびITの優先課題と投資動向を把握する調査を実施し、調査レポートも合わせて公開している。

　今回公開されたIT投資アセスメントツールは、この調査結果を比較対象データとし、いくつかの質問に回答することで、全世界、あるいは日本の同業種における中堅企業の回答結果と自社を比較できるという。

　診断項目は、戦略分野、ビジネス優先項目、IT優先項目、新規テクノロジーの導入姿勢、IT導入における懸念事項、IT予算の増減予想の6分野で、選択肢から選ぶ簡単な回答方法で利用可能。10分ほどで回答は完了する。