英Sophos、UTMベンダーのAstaroを買収


 英Sophosは6日(現地時間)、ファイアウォール製品などを手掛ける独Astaroを買収すると発表した。

 買収されるAstaroは、ファイアウォール、UTMなどのネットワークセキュリティ製品を提供するベンダーで、ソフト、ハード、仮想アプライアンスなどさまざまな形態で製品を展開。2010年には、前年比30%増となる5600万ドルを売り上げ、UTMベンダーとしては世界第4位のシェアを持つという。

 一方買収した側のSophosは、ウイルス対策製品を中心に、米ENDFORCEや独Utimaco Safewareなどの買収で手に入れたNAC機能、暗号化機能などを拡充し、セキュリティ機能・製品を強化してきた。今回のAstaro買収は、多様化するセキュリティ脅威への対応が目的で、エンドポイントのみならず、ネットワーク全体を保護可能なソリューションを提供していくとしている。

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