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ソフォス、350種類以上のソフトを検疫できるNAC製品「Sophos NAC Advanced 3.0」


営業・企画本部長の牛込秀樹氏

Sophos NAC Advanced 3.0の特徴
 ソフォス株式会社は4月25日、ソフトウェアベースのネットワークアクセスコントロール(NAC)製品「Sophos NAC Advanced 3.0」を発表した。5月7日から販売を開始する。

 同製品は、安全が確認されているPCのみ企業内ネットワークへのアクセスを許可することでセキュリティを確保するNAC製品。2007年1月に買収した米ENDFORCEの製品をインテグレーションしたものだ。

 同製品では、OSのバージョン、セキュリティソフトのアップデート状況や稼働状況、不要なアプリケーションがインストールされていないかどうかなどを確認し、ポリシーに違反したPCを隔離用のVLANに移行させることができる。そこでポリシー違反となった問題を解決すると、本来のネットワークに接続が可能になる。

 同製品の特徴について営業・企画本部長の牛込秀樹氏は「350種類以上の主要セキュリティソフト、600種類以上のパッチをチェックでき、多様なハードウェアに対応する。ベンダーニュートラルな点も特徴だ」と話した。

 不適切なアクセスを検知した場合のアクションとして、「レポート」または「レポート&メッセージ送付」、「隔離して修復」「接続拒否」などきめ細かく設定することが可能。導入時にすべてのアクセス制御ポリシーを設定するのではなく、企業のニーズに従った段階的な適用が可能なため、既存の環境へのインパクトを最小限に抑えて導入できるという。

 複雑な監査要件に対応する詳細レポートが出力できるのも特徴の1つ。

 価格は1000名利用の最小構成で、289万3300円(税別)/年。ユーザーライセンスとポリシーサーバーライセンス、DHCPサーバーライセンスが含まれる。



URL
  ソフォス株式会社
  http://www.sophos.co.jp/


( 川島 弘之 )
2007/04/25 18:45

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