インフォテリア、クラウド対応をさらに強化した連携ツール「ASTERIA WARP 4.5」
インフォテリア株式会社は30日、EAIソフト「ASTERIA WARP」の新版「同 4.5」を同日より出荷開始すると発表した。クラウドサービスとの連携アダプタ拡充など、クラウドへの対応をより強化している。
ASTERIA WARPは、異なるシステム間のデータ連携を実現するためのミドルウェア製品。クラウド対応については、すでに、クラウド上で稼働する「ASTERIA On Demand」をはじめ、Salesforce.comやGoogle Appsとの連携などを実現している。
今回はさらに、Windows AzureやAmazon Web Serviceとの連携アダプタを提供することで、これらのクラウド上に置かれたデータの連携を、容易に行えるようにした。また、ASTERIA WARP ServerをAmazon EC2上に設置できるようになったため、企業のクラウド活用をより加速できるとのこと。加えて、Webサービスとの連携機能を強化し、SOAP、RESTの連携機能を充実させたため、多様化するクラウドサービスへの接続性が向上している。
Windows Azureアダプタ、およびAmazon Web Serviceアダプタは、いずれもオプションでの提供となり、価格はそれぞれ40万円から。
このほか新版では、RDB連携機能の強化で処理の改善を図り、一括処理の性能を向上させるなど、既存システムとの連携においても導入効果の向上を行っている。