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KDDI、ロンドンデータセンターの受電容量を倍増、AI対応の新データセンターを建設

 KDDI株式会社は10月29日、同社の欧州現地法人であるTelehouse International Corporation of Europe(以下、Telehouseヨーロッパ)が、ロンドンのドックランズ・キャンパスに隣接する用地を追加取得し、65MVAの受電容量を確保したと発表した。

 同用地で確保した65MVAを加えると、Telehouseヨーロッパのロンドン市内におけるデータセンターの総受電容量は約1.8倍となる。

 Telehouseヨーロッパは、ロンドン市内で世界No.1のコネクティビティを有するデータセンターを展開している。ロンドンは金融機関や取引所が集積し、通信・金融インフラを支える重要な拠点となっており、AI活用の拡大などを背景にデータセンター需要が高まる中、大規模な受電容量を備えたデジタルインフラ基盤の重要性が一層高まっている。

 今後、65MVAの受電容量と既存データセンターとの接続性を生かし、2027年度開業予定の「Telehouse West 2」に続くデータセンターの建設を同用地で進める。新たなデータセンターは、高性能なGPUサーバーの設置および大容量・低遅延のネットワーク接続が可能な環境を備える予定としている。

 なお、用地の取得は、欧州で拡大するデータセンター需要に対応するためのTelehouseヨーロッパによる英国のデジタルインフラへの長期的な投資の一環で、取得額は約470億円(約2億2000万ポンド)となる。

 KDDIグループは、フランクフルト、パリ、バンコクに続き、既存拠点の拡張や新たなエリアへの展開を進めている。これにより、AI活用の拡大によって高まる欧州のデータセンター需要に対応することを目指す。今後も国内外のデータセンター基盤の強化を通じ、AI時代を支えるデジタルインフラの整備を推進していく。