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MCDRとオプテージ、関西圏のデータセンター間接続強化で連携

 MCデジタル・リアルティ株式会社(以下、MCDR)と株式会社オプテージは10月30日、大阪彩都エリアと大阪中心部エリアのデータセンター間の接続環境強化を目的とした連携に合意したと発表した。

 MCDRが大阪府彩都エリアで運営するKIXキャンパスと、オプテージのデータセンター間接続(DCI:Data Center Interconnection)サービス「Flex Dark Fiber」を組み合わせることで、KIXキャンパスを利用する顧客に大阪中心部の主要データセンターへの接続方法として、新たな選択肢を提供する。これにより、異ルートによる冗長性を確保しながら、顧客の利用用途に合わせた柔軟なネットワーク構成を実現する。

 MCDRは、大阪府彩都エリアでIT電力容量合計74MWを有するKIXキャンパスを展開している。キャンパス内の4棟のデータセンターはいずれも高電力・高密度なIT環境に対応し、将来的な需要拡大にも応える高い拡張性を備えている。KIX13データセンターはDGX-Ready データセンター認証を取得しており、AIワークロードにも対応可能なインフラ環境を提供している。2028年第4四半期にはIT電源容量24MWを有する「KIX15データセンター(以下、KIX15)」の開業を予定している。

 また、KIXキャンパスを中核に「関西AIインフラ共創プロジェクト」を推進し、通信事業者やテクノロジーパートナーとの連携を通じて、大阪都市部のデータセンターや主要ネットワーク拠点との接続性強化に取り組んでいる。

 オプテージは、関西一円に展開する光ファイバーネットワークを基盤に、データセンター間接続サービス「Flex Dark Fiber」を提供している。今回、増加するデータセンター間接続需要に対応するため、彩都エリアと大阪中心部を結ぶ光ファイバーネットワークを大幅に増強する。この光ファイバーネットワークを活用し、KIXキャンパス(KIX10、KIX11、KIX12、KIX13、KIX15)と大阪中心部との間で、異ルートでの冗長構成を提供する。このうち一方は地中ルートを活用した最短距離かつ高品質なルートとなる。

 オプテージの曽根崎データセンター「OC1」とKIXキャンパスとの間についても、同様に異ルートでの冗長構成が可能となる。さらに、OC1と首都圏の主要データセンターをオール光ネットワークで結ぶ国内DCIサービス「AOC(All-Optical Connect)」により、関西圏内だけでなく東京-大阪間の広域なネットワーク需要にも対応する。

 両社は、関西圏においてもAI需要を支えるデータセンターとネットワークを一体的に整備する重要性が高まっていると説明する。こうした背景を受け、関西一円に展開する光ファイバーネットワークを基盤に、大阪中心部をはじめとする主要データセンターへの高品質な接続環境を提供するオプテージと、彩都エリアにKIXキャンパスを展開するMCDRが連携し、高品質なネットワークと高密度なデータセンター環境を組み合わせることで、AI時代における顧客の多様なニーズに柔軟に対応するとしている。