ニュース

Box、ワークフロー自動化ソリューション「Box Automate」を提供

 米Boxは現地時間4月28日、AI活用による企業全体のビジネス成果の創出を加速するために構築された、コンテンツを中心とするワークフロー自動化ソリューション「Box Automate」の一般提供開始を発表した。

 Box Automateは、人とAIエージェント(Box Agent)、エンタープライズシステム間で動的に作業をルーティングし、断片化されたワークフローを置き換え、大規模に企業の生産性を高めるためのエンドツーエンドの自動化を促進する。Box Automateは、Boxプラットフォーム上でネイティブに構築されており、Box AI、Box Extract、Box Apps、Box Sign、Box Hubs、Box Doc Genなど、Boxの製品全体で動作する。これにより、企業はAI時代に向けたコンテンツベースのプロセスを、Boxのセキュリティのもとで自動化できるとしている。

 Box Automateは、コンテンツをSoR(System of Record)として活用することで、構造化されたフィールドや手動の引き継ぎ、プロセスにワークフローが依存せず、ドキュメントの状態、メタデータ、AIが抽出したインサイトに基づいてワークフローを実行できるようにすることで、企業の業務のあり方を変革する。従来のツールがコンテンツを静的入力として扱うのに対し、Box Automateはファイルの更新時に対応し、大規模に安全なAIエージェントを展開して、繰り返される手作業の業務を効率化する。

 コードが不要なBox Automateは、直感的で使いやすいドラッグ&ドロップビルダーで、顧客が自動化を迅速に設計・展開できるほか、重要な意思決定やAIの出力確認は人による監督下で行える。

 ユーザーは、Box AI StudioでBox AI、Box Agent、Box Extractを活用したカスタマイズされたエージェントを作成でき、Boxの安全なエコシステム全体に簡単に展開できる。さらに、OpenAI、Anthropic、Googleの先進モデルが進化するにつれて、機能も継続的に向上するため、プロセスを再構築することなく、さらなる業務効率化と高度なワークフローの実現が可能になるとしている。

 Boxは、Box Automateを活用することで、例えば人事部門は文書の検証、重要なインサイトの抽出、新入社員を支援するパーソナライズされた候補者文書の作成を通じて、従業員のオンボーディングを推進できるとしている。また、財務部門は、複数の文書からデータを集約・統合し、多層承認のためにルーティングすることで、請求書管理を効率化できるとしている。

 Box Automateは現在、すべてのビジネスアカウントで一般提供されており、利用できる機能はティアに応じて段階的に拡張される。