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KDDI、閉域リモートアクセス「CPA」で「au Starlink Direct接続オプション」を提供開始

スマホ・IoTと衛星通信の直接接続による閉域アクセスを実現

 KDDI株式会社は25日、法人向けの閉域リモートアクセスサービス「CPA(Closed Packet Access)」において、「au Starlink Direct接続オプション」を提供開始すると発表した。なお、スマートフォンおよびIoTデバイスと衛星の直接通信における閉域接続の提供は国内初になるという。

 「CPA」は、モバイルPC、スマートフォン、タブレットなどの多様な通信端末を利用し、外出先からイントラネットアクセスを可能とするリモートアクセスサービス。端末から企業システムまでを、インターネットを経由せずに接続できるため、高いセキュリティが求められる用途においても閉域ネットワークによる安全な通信環境を実現している。

 一方でKDDIは、Starlink衛星通信を利用した固定拠点向けサービス「Starlink Business」において、閉域網での接続サービスをすでに提供しているが、今回は、衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」および衛星とIoTデバイスの直接通信サービス「au Starlink Direct for IoT」を利用する企業に対し、「CPA」と連携して、デバイスからインターネットを経由せず、その企業のシステムまでセキュアな接続をエンドトゥエンドで提供する「au Starlink Direct接続オプション」を新たに提供する。

 これにより、固定拠点向けの衛星通信サービスに加え、山間部や離島などの通信圏外エリアを移動する作業員のスマートフォンや各所に設置されたIoTデバイスからも、企業システムへ閉域接続できるようになる。このため、設備監視や保守点検、災害対応などにおいて、現場で取得した情報を安全かつリアルタイムに活用可能になるとのこと。

 KDDIは、山間部や離島に点在する設備の監視・保守、災害時の被害状況把握や現場連絡、建設・エネルギー・物流分野における屋外業務など、これまで通信環境の制約があった現場においても情報連携が可能になると説明している。

 なお、「au Starlink Direct接続オプション」は、CPAタイプE(ベストエフォート)およびタイプE(帯域確保)の4G LTE向けオプションとして提供され、価格はドメインあたり月額11万円(税込)。

 また今回は、8月25日~11月30日のキャンペーン期間中にサービスが開通した企業を対象として、期間中の同オプションの月額利用料を無料とする提供開始キャンペーンを実施する。キャンペーン期間終了後は、12月1日より自動的に通常月額料金での課金が開始されるとのこと。