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サイオステクノロジー、エンタープライズ向けリアルタイムデータプラットフォーム「Solace Platform」を提供

 サイオステクノロジー株式会社は25日、エンタープライズ向けリアルタイムデータプラットフォームを提供するカナダのSolaceとパートナー契約を締結し、協業を開始すると発表した。

 Solaceは、エンタープライズ向けのリアルタイムデータプラットフォーム「Solace Platform」を提供している。Solace Platformは、イベントメッシュ、ストリームデータ処理、エージェント処理、そしてデータアクセスの民主化を一つの体験として統合し、あらゆるアプリケーション、クラウド、パートナー、エッジを接続する。これにより、生のイベントをリアルタイムのコンテキストへと変換し、本番環境でAIエージェントを稼働させ、そのすべてをあらゆるチームが活用できる形で提供する。

 サイオステクノロジーは、企業のIT環境で利用されるアプリケーションの増加に伴い、データ共有量も拡大しており、また、マルチクラウドおよびハイブリッド環境への拡大によりシステムの分散化が進むとともに、AIの導入によるデータ需要の急増も相まって、データ連携はより複雑化していると説明する。企業が競争力を維持するためには、ビジネス上のイベントを発生と同時に捉え、必要なデータを必要なシステムへ即座に届ける能力が不可欠だと指摘する。

 こうした課題を解決するため、サイオステクノロジーはSolaceとパートナー契約を締結し、Solace Platformを提供するとともに、企業システムにおけるデータ連携の最適化とAI駆動型システムへのモダナイゼーションを支援する。

 Solace Platformは、パブリッククラウド、専用クラウド、オンプレミス(ソフトウェア、アプライアンス)など、企業のセキュリティ基準や要件に合わせた最適な環境を柔軟に選択・構築できる。これにより、ハイブリッド・マルチクラウド環境の構築を可能にする。

 REST、AMQP、MQTT、JMS、WebSocketなど複数のオープンな標準プロトコルに対応し、大掛かりな開発を必要とせず、既存システムや各種APIとのシームレスな連携が容易にできる。

 各種クラウドやオンプレミスをまたぐ環境においても、イベントが発生した瞬間にその内容をシステムが自動判別し、最適な宛先へリアルタイムに仕分けして届けるイベントルーティング(Event Mesh)機能を備えている。これにより、複雑に構築されたシステム間でも、遅延やロスなくスムーズなデータ連携を実現する。

 さらに、次世代のエージェント型AIを強力にサポートし、自律型エージェントを企業のIT基盤に組み込んで一元管理できる「Solace Agent Mesh」など、エンタープライズ向けの堅牢な機能を備えている。

 サイオステクノロジーは、Solace Platformを「API・AIエコシステムデザインソリューション」における「データマネジメント」領域の強力なソリューションとして位置付け、日本市場へ展開する。

 サイオステクノロジーは製品のライセンス販売に加え、基盤設計から開発・運用までをワンストップで支援する。さらに、サイオステクノロジーが取り扱う各種APIマネジメントソリューションやデータ連携領域のソリューションなどと組み合わせ、企業のシステムモダナイゼーションからAIエコシステム構築まで、包括的に支援する提案を推進する。今後両社は、ウェビナーやホワイトペーパーなどを通じた多角的な情報発信および導入に向けた営業活動を共同で展開し、拡販を目指すとしている。

「Solace Platform」のイメージ